ラブ・ダイアリーズの特売小説のレビュー・感想・評価

ランタイムを実尺の倍ほどに体感させる致命的なテンポの悪さは如何ともし難く。

更には、主要な登場人物が皆、どう頑張ったって人生を踏み外しようがないくらいの人望と才能に恵まれており、そんな彼らが繰り広げる恋愛模様は俺からすりゃあどこか余所の世界の架空の物語。

なんだけども困った事にキャストが好いよねえこれ。

みんなが皆、魅力的に映ってるよねえこれ。

んで最終的に、子供の涙に絆されちゃって、好いハナシだなーなんて感じてしまう始末。

やっぱガキなんかをダシに使う映画は碌なもんじゃねえなちくしょうめ。