めっちゃいい！！！！
オープニングからリナ・ロマイが全裸で縛られ、鶏の血を飲まされたりする怪しげなショーが素敵すぎる☆*:
この作品の何が良いって、フランコ自身が『元司祭のキチガイ役』で主役級に出まくることだ。いつもは脇役なのに今回は違う！！フランコファンにはたまらない🥺💕
ショーを覗き見する変態フランコの顔芸が笑える。そして陰鬱なパリの風景や音楽も素晴らしい✨数あるフランコ作品の中でもこれは抜群に良いよ

• #70年代
• #フランス
• #スペイン
• #エロ
• #ジェス・フランコ

「乱れた性生活を送る人間＝悪魔憑きと断じたマッド元神父の私刑絵巻」という、ねじれアンチクライストなコンセプトは面白い。
私なんかすぐ殺されるだろうなと思うほか、正義の皮を被りネット上で欲求不満と憂さを晴らすツイフェムあたりとのキャラ類似も感じられる。
しかし本編は観たくもない女体のオンパレード、冒頭のSMショウがちょっと目を惹くぐらいで、殺戮場面すらおざなりな極ヘテロ男視点のソフトコア。
実はユーロトラッシュ推しの先輩から推薦されたうちの1本だったりするのだが…、私にとっては本当に退屈で時間の無駄でしかない。
70年代欧州にこのテのアングラ作品が存在した史実は確認済、何本か観たしもうたくさん、この監督の映画を観るのはやめた。

SMと黒ミサを足したような最初のショーから最高。リナ・ロマイがまだ可愛らしい。パリの街を黒コート、黒ロングの長髪で颯爽と歩く姿は生ける伝説のようだ。ショーで発情しておっ始める客が面白いし、遠くから恨めしそうに見つめるフランコが微笑ましい。お話はあながち的外れでもない道徳心から、元司祭のフランコが淫行に耽ける者たちを次々に殺害していくというもので、いわゆるスラッシャー的な感じ。見所は中盤の乱交シーンか。10数人の裸の男女が入り乱れる様は最早アートであった。

• #ジェス・フランコ