鑑賞には気をつけろ!
パッケージは詐欺だ!
ゾンビになるのは犬!
飼い主は終始人間だ!
冒頭の6分間は主人公の独白から始まり、
ネガティブキャンペーン絶賛展開をして、
ビールがなくなり車で店へ買いに行って、
帰り道はバドワイザーを片手に犬を轢く。
お前の独り言など聞きたくない。
なぜなら、面白味が微塵もない。
そもそも、楽しませる気がない。
だからお前の独り言はいらない。
「原稿を取りに来る女が嫌い」
「電気会社のウザイ女が嫌い」
「訪問販売のセール女が嫌い」
そんなの知るか。
お前の文句など聞いて何が楽しい。
実につまらない。
それと犬は正確にゾンビじゃない。
ただ、ビールをかけて生き返った。
それだけで人を襲うワケじゃない。
ただ、食欲を満たす為に食うだけ。
犬の名はラッキー。
主人公はラッキー。
仕事ができてラッキー。
恋人ができてラッキー。
すべてはラッキーのおかげ。
仕事、
恋人、
成功、
すべてはラッキーのおかげ。
犬に支配される主人公。
クズだから同情はない。
むしろ犬の方が正論だ。
主人公は単なる操り人形。
すぐにバレてしまうけど、
そこから超展開が始まる。
気がついたらサイコキラーになった主人公。
だが、この設定はすぐに終わって次の展開。
数人殺して裏庭に埋めているのにバレない。
犬が脚本を考えている事はすぐバレたのに。
なんだこの作品。
面白さは皆無で、
超展開すぎるが、
可能性を感じた。
もう少し構成と演出を工夫すれば、
もしかすると秀作になり得たはず。
RE-44