一体のアンドロイドを中心に、圧倒的なスペクタクルで描かれるオーストリア発のSFアクション。…と言いたいところだけどいつものジャケ詐欺でした。

最初の銃撃戦で予算を使いきったのか後はほとんどアクション場面が無いです。内容はアンドロイドのおばさんとハゲたオッサンが荒野を旅するロードムービーでした。ロボットみたいなのは全く出なくて…と言うかメカそのものが無かったです。そのかわりオーストリアの大自然は沢山映ってました。音楽だけ壮大な感じで雰囲気は出てましたね。

まあ一番あり得ないのはジャケ画のお姉さんは主人公ではなく後半にぽつぽつ出てくる人です 笑

• #快眠

えーと…『ジャケット詐欺』でした。
こんなジャケットのシーンあった？
このジャケットの人、誰？！

えーと…なんでしょう、すごく暗い
話で、、それより、アンドロイド
なのに肌が汚いってある？！普通、
もっとええ感じの女性アンドロイド
作らへん？誰が作ったのか…。

1980年代に作ったのかという映像の
粗さで、話に興味が持てませんでした。

そして、レビュー数が5本の指で足りる
少なさ。。逆にレアだ！
良い体験させていただきました。

全面核戦争を回避するために未来へ希望を託してアンドロイドが生み出されるが、皮肉にも戦争の覇権を確約する為に利用され逆に核戦争勃発を決定づける存在となってしまう。

再び未来を変える運命を背に進むのは過去への残酷な旅路。オーストリアの雄大な自然が舞台となるロードムービーでSFアクション色は薄い。ジャケットのイメージや謳い文句にどう煽られようがマイナーなビデオムービーで確かなそれが見れるなどと素直に思えるのは何故……？

期待を違えなければ静謐なSFとしては充分に面白い。残酷に仕組まれた運命に抗おうとする人間性の煌めきが儚く美しい。

翻意した将軍の顛末だけ全く描かれないのがちょっと。