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処刑男爵のワンのレビュー・感想・評価

処刑男爵(1972年製作の映画)
4.0
かつて処刑男爵と呼ばれたクライスト男爵が住んでいた悪魔の城と呼ばれる巨大な城。男爵は気に入らない人間を拷問しては串刺しにして城の塔に飾っていた。叔父カール(マッシモ・ジロッティ)の出迎えで空港に降り立ったクライスト家の子孫であるピーター(アントニオ・カンタフォラ)は城の保存をしているエヴァ(エルケ・ソマー)と城を訪れた際、興味本位で処刑男爵を復活させてしまう。


なかなか面白かった。血まみれの処刑男爵をひと目見て怖がらずに治療を施そうとするドクターは医者の鏡だ。カールの幼い娘の能力が意味不明。男爵にたびたび狙われるエヴァに対し、ピーターは男爵の子孫のクセに存在が忘れられている気がした。
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