シネフィルmonk

天使の入江のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

天使の入江(1963年製作の映画)
4.3
パリで銀行員として働くジャンは、初めて訪れたカジノで大当たりして以来ギャンブルの魅力にとり憑かれ、ニースの安ホテルに居を定めてカジノ通いの毎日を過ごす。ある日、以前パリ近郊のカジノで見かけた女性ジャッキーと意気投合し、ともにギャンブルにのめり込んでいく─。

運命の儚いきらめきと人生に潜む皮肉な側面を描いた、ジャック・ドゥミ監督の長編第2作。

ヌーヴェルヴァーグのミューズのひとり、ジャンヌ・モローが運命の女を演じ、カジノを舞台にした愛のドラマ。4Kスキャンによる高精細レストアBlue-rayで鑑賞。ミッシェル・ルグランの音楽とニース、モンテカルロの風景が美しい。
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