シネフィルmonk

行きずりの二人のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

行きずりの二人(1963年製作の映画)
4.3
『男と女』のクロード・ルルーシュ監督が26歳で手掛けた長編第2作。VHSビデオを借りて観た稀少なモノクロ作です。

連続女性殺害事件の犯人が脱走する中、見知らぬ男の車にヒッチハイクで乗り込んだ女性の運命は…というサスペンスタッチのストーリー。

当時のフランスはトリュフォーやゴダールが牽引した「ヌーヴェル・ヴァーグ」のまさに渦中。この映画もカメラワークや即興性、ストーリーの意外性など誠に斬新で、ルルーシュのイメージを一変させる掘り出し物でした。古くても面白さ満点です。
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