シネフィルmonkさんの映画レビュー・感想・評価

シネフィルmonk

シネフィルmonk

トリュフォー、ゴダールのヌーベルバーグからフィルム・ノワール、ヒッチコック作品、フレッド・アステアなどミュージカル、ミッシェル・ルグラン、フランシス・レイ、エンニオ・モリコーネなどの映画音楽、1950〜1970年代の映画、SF、007シリーズなどが好みです。フィルマークスは最近始めたばかりです。

映画(277)
ドラマ(1)

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画(ドラマ)🧟‍♂️🧟‍♀️の撮影風景を二重にカメラ撮影し、観客に見せる劇中劇。制作費300万円、無名の監督に役者さんたち。最初二館の上映からいまや全国200を超える映画館で拡大公開中のスマッ>>続きを読む

いとこ同志(1959年製作の映画)

4.0

田舎から大学で学ぶため出てきたばかりの純朴な青年シャルル(ジェラール・ブラン)と、パリで気ままな暮らしを満喫する従兄のポール(ジャン=クロード・ブリアリ)。まったく性格が異なる対照的な性格のいとこ同志>>続きを読む

モン・パリ(1973年製作の映画)

3.7

パリの下町モンパルナスを舞台に、男の妊娠が社会騒動を巻き起こすコメディ。原題は長い。“人類が月面を歩いて以来の最も重大な出来事”という意味らしい。

自動車教習所に勤めるマルコ(マルチェロ・マストロヤ
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あこがれ(1958年製作の映画)

4.0

ひるがえるスカートともにさわやかに風を切って自転車を乗り回す18才のベルナデッド・ラフォンの美しさが印象に残る25才のトリュフォーの本格的短編処女作。
5人のいたずらっ子たちが彼女に夢中になり、彼女の
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お嬢さん、お手やわらかに!(1958年製作の映画)

3.3

映画友達よりお借りしている作品を本日は鑑賞。パスカル・プティ、ミレーヌ・ドモンジョ、ジャクリーヌ・ササールのフランス美女3人を手玉に取るプレイボーイ役を当時新進気鋭のアラン・ドロンが演じる小粋でおしゃ>>続きを読む

フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)

4.5

パリの観光名所「ムーラン・ルージュ」(赤い風車)の誕生秘話と「フレンチ・カンカン」の成立、大衆芸能誕生を描いたフレンチコメディミュージカル。パリで上流向けのクラブを営んでいたダングラールは、下町のキャ>>続きを読む

リオの男(1963年製作の映画)

3.8

アニメ「ルパン三世」のモデルになったとも言われるジャン=ポール・ベルモンド主演の『リオの男』。タイトルこそ、『リオの男』ですが、主人公は生粋のフランス人。見習航空兵をしているアドリアン(ベルモンド)が>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

3.8

昔観たが面白かった。ナタリー・ポートマンがのちにスター・ウォーズのアミダラ姫に。

グラン・ブルー/オリジナル・バージョン(1988年製作の映画)

3.5

『Le Grand Bleu』 フランス公開版(132分) - 仏国内で最初に公開された版。カンヌで上映されたものと同じ。

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

3.5

『Le Grand Bleu/VERSION LONGUE』長尺版(168分) - ベッソン監督が最初に完成させた言わば“無編集版”(フランス初公開版は、このバージョンから監督自ら36分間カットしたも>>続きを読む

グレート・ブルー(1988年製作の映画)

3.5

若い頃に観たが、素潜り(失礼)テーマの映画なのに青春あり、人生ありで映像は綺麗だし、初めて見たジャン・レノの印象が強烈でした。それに、リュック・ベッソン監督にこの映画をきっかけに一時ハマった記憶がある>>続きを読む

虎は新鮮な肉を好む(1965年製作の映画)

4.0

残念ながらDVDは日本で出ておらず、知人からVHSをお借りして鑑賞した。噂には聞いていたが、未見だったシャブロル監督によるフランス版、スパイ映画🕵️‍♂️。

007ジェームス・ボンドばりにアクション
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修道女(1966年製作の映画)

3.3

原題は「シュザンヌ・シモナン ディドロの修道女」。修道院の腐敗を告発した18世紀フランスの哲学者ドゥニ・ディドロの小説を舞台劇にしたものを映画として脚色したようで、映画製作当時は修道院長の人格の描き方>>続きを読む

マドモアゼル(1966年製作の映画)

2.7

フランスの片田舎にパリからやってきた独身の女教師。彼女は「マドモアゼル」と呼ばれ地元の人々から信頼される。
この村では、最近放火や村の水門が開かれ、町に大きな被害を出したり、家畜が次々と病死する不審な
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仁義(1970年製作の映画)

3.7

原題は仏語で「赤い輪」。映画の冒頭、ヒンズー教のラーマ・クリシュナが仏陀の言葉を引用した「人はそれと知らずに必ずめぐりあう。たとえ互いの身に何かが起こり、どのような道をたどろうとも、必ずや赤い輪の中で>>続きを読む

サムライ(1967年製作の映画)

3.2

アラン・ドロンが一匹狼の殺し屋を演じる。依頼を受けて暗殺を成功するが、廊下で歌手の女に顔を見られる。これで警察から追われ、組織からも命を狙われるはめになる。鳥籠の小鳥以外はなにもない部屋で静かに時を待>>続きを読む

ラ・スクムーン(1972年製作の映画)

3.6

暗黒街で「ラ・スクムーン(死神)」と恐れられるアウトローのロベルトをジャン=ポール・ベルモンド、ロベルトの親友で刑務所に収監されたザビエをミシェル・コンスタンタン、ロベルトの恋人でザビエの妹ジョルジア>>続きを読む

恋人たち(1958年製作の映画)

3.0

「死刑台のエレベーター」で長編デビューを飾ったルイ・マル監督の一年後の第二作。
地方新聞社の社主夫人の妻役を再びモローが演じる。恵まれた環境とパリでポロ競技の選手と逢瀬を重ねながらも心が満たされない若
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.7

主演はアカデミー主演男優賞を3度受賞したダニエル・デイ=ルイスで、本作の主演を最後に俳優業を引退することでも話題になった。
:
1950年代のロンドン。仕立屋のレイノルズ・ウッドコック(ダニエル・デイ
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危険な関係(1959年製作の映画)

2.3

外交官夫婦が互いに不倫し、報告しあう。遊びと割り切っていた男(ジェラール・フィリップ)は妻(ジャンヌ・モロー)とは正反対の女性と本当の恋に落ち、事態は関係する人々にも波及していき意外な結末を迎える。モ>>続きを読む

三重スパイ(2003年製作の映画)

3.2

この作品は1930年代のパリで実際に起こったスパイ事件に着想を得たロメールの晩年の作品。第二次世界大戦中のフランスを舞台にヒトラー率いるナチス・ドイツの台頭と、共産主義思想のスターリンのソ連の諜報活動>>続きを読む

恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.7

中米を舞台に四人の食いつめ者がニトログリセリンを運搬するスリルを描いたサスペンス。ジョルジュ・アルノーの小説をクルーゾー自身が脚色し、台詞も書いた。職もなく、その日暮らしを強いられている男たちに高報酬>>続きを読む

犯人は21番に住む(1943年製作の映画)

3.5

映画監督・映画プロデューサー・脚本家にして、サスペンスやフィルム・ノワールの作品で有名で、映画史上初めて世界三大映画祭の全てで最高賞を受賞。ヌーヴェル・ヴァーグの生みの親とも言われているフランスのサス>>続きを読む

天使の入江(1963年製作の映画)

4.3

パリで銀行員として働くジャンは、初めて訪れたカジノで大当たりして以来ギャンブルの魅力にとり憑かれ、ニースの安ホテルに居を定めてカジノ通いの毎日を過ごす。ある日、以前パリ近郊のカジノで見かけた女性ジャッ>>続きを読む

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.0

平凡だけど妻、二人の子どもに恵まれて見た目には幸せに暮らす男が偶然知り合った女性と不倫関係になり、バカ正直に妻に打ち明ける。そのとき、妻のとった行動は…。元カメラマン、女性監督アニエス・ヴァルダの視点>>続きを読む

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

2.0

ヌーヴェルヴァーグを代表する二人の旗手のうち、トリュフォーは映画をこよなく愛して庶民の目線で映画を撮影し、ゴダールは共産主義、革命にかぶれてからはかたくなに商業主義を否定し、理想を追い求め孤高の路線に>>続きを読む

ジーグフェルド・フォリーズ(1946年製作の映画)

3.5

1932年にこの世を去ったブロードウェイの名プロデューサー、フローレンツ・ジーグフェルドへ捧ぐ元祖ザッツ・エンタテインメントともいえるミュージカルのオムニバス映画。
MGMの二枚看板で活躍したアステア
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地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

4.0

ヌーヴェルヴァーグ運動の先駆けとされるスラップスティック(どたばた)コメディ映画。監督のルイ・マルは『死刑台のエレベーター 』『恋人たち』『鬼火 』『パリの大泥棒』『五月のミル』など多様な作品を手がけ>>続きを読む

ローラ(1961年製作の映画)

3.8

ヌーヴェル・ヴァーグ左岸派、ジャック・ドゥミ監督作品。当初は全編カラー、ミュージカルで構想されたがかなわず、次の「シェルブールの雨傘」に後日譚としてその夢は引き継がれる事になる。

港町ナントでの生活
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(1960年製作の映画)

4.0

ジャック・ベッケルの遺作にして最高傑作!
手に汗にぎる圧巻の脱獄サスペンス!
パリのラ・サンテ刑務所。
その中でもとりわけ厳重な警戒が敷かれている牢獄に、ガスパールという男が入所してくる。
そこに
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現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.8

フランス映画界の大御所ジャン・ギャバンの代表作の一つ。昔気質と新興勢力、新旧ギャングたちによる壮絶な金塊の奪い合いを描いたフレンチ・ノワール。破滅を招いた女たちへの怒りの平手打ち、終盤のカーチェイスと>>続きを読む

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

4.5

クレオ(コリーヌ・マルシャン)は、ポップシンガーである。クレオは、生体組織診断の結果を待つ間、自分は癌なのではないかという恐怖を抱きながら、パリの街中をさまよう。7時に医師と会う心の準備をしながら、死>>続きを読む

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