はま

超酔拳のはまのレビュー・感想・評価

超酔拳(2002年製作の映画)
2.9
夜ご飯は香港映画の時間だよ〜〜集合〜〜☺️✨
やっぱりまだユン・ピョウはとっといて(笑)、昨日観た『ツインズ・ミッション』のウー・ジンがカッコよかったので続けてウー・ジン出演作!

『超酔拳』てタイトルだけど内容的には「猿拳」…。まーた有名なやつに乗っかった邦題付けやがって〜と思ったら原題も酔拳。う、うーむ🙄
酒は飲むけどね!

2002年の作品で、同時期の香港映画というと有名な『インファナル・アフェア』だったり、若手台頭の目覚ましい『トランサー』や『拳神』など…
古き良きカンフー映画はほぼ無く、現代が舞台のノワールかアクション。

だからこそこの映画は、懐かしい匂いを残す良きカンフー映画なんですが…
撮影技術も若手の雰囲気も現代映画のそれなのに、ところどころの演技が完全に「昔のカンフーコメディ」のノリで、めちゃくちゃギャップを感じてしまいました。
(顔も体もすっごい動かす大げさなやつ。)

ご存知の通り(?)カンフー映画ほんとに大好きなんで、昔のノリだってもちろん大好きです。
けど、これはなんか違うって思ったんだよなぁ… 今までウー・ジンを現代映画でしか観たことなかったからかもしれないけど…
ラウ・カーリョン最後の監督作、時代錯誤を感じたのはちょっと悲しかったり。

前述の通りメインキャラはみんな猿拳を身につけていくんですよ。
私の中で猿拳と言ったら絶っっっ対ユンピョウなんですけど(真顔)、ストーリーに対する重要度からするとこっちの方がめっちゃ関わってました←

しかしまぁ超展開なんですけどね。
気付いたら最後の戦いだった。そんな感じです。
敵が相当腹立つのだけは分かるんですけど、味方キャラのこともあんまりよく分からなくて(笑)、好きになるとかいう以前の問題だった…
「ウー・ジンだから好き」とか「リュー・チャーフィだから好き」って気持ちで観てました😑

ウー・ジンが最初はカンフー習ってないキャラだからすっごいモヤモヤするんですよー。
修行始まったらちょっと楽しくはなるんですけど、古き良きカンフーながらワイヤー多用で(嫌いではない)、超人的ヤバいアクションみたいなのは無かったなぁ。

まとめると、最終的に「うおおお」って熱くなったのは、67歳のカーリョンの衰えないアクションと、カッコよすぎるチャーフィと、武器持ったウー・ジンですかね(笑)


刺されても何されても死なないカーリョンおじいちゃんは人間じゃないし、チャーフィはどの作品観ても悪者絶対殺すマン……
はま

はま