これが台湾ニューシネマの始まり...!!
エドワードヤン目当てで観たけど他の作品も良かった。以下個別の感想。
第1話「小龍頭」
セリフの少なさ、ソリッドな構図、既に台湾ニューシネマのフォーマットが完成されてて驚いた。夢の世界感は後のチェンユーシュンの表現に通じるものを感じる。
第2話「指望」
我らがエドワードヤン処女作、まだ撮り方が固まってない感じ。ラストのシークエンスにらしさ全開のメッセージが凝縮されていた。これ全然長編で観たいよ。
第3話「跳蛙」
途中までしっかり台湾ニューシネマだったのに最後ダサいスポ根になっちゃってガッカリした。ここだけ香港映画みたいなテイスト。
第4話「報上名来」
オッサンが家にインキーしちゃっただけなのに見てられるんだよなぁ...たったそれだけの話なのにどこかホッコリしてしまう。短編としては一番ちょうどよかった。