大学の授業で観ました。
映画技術の発達していなかった時代の白黒映画。
後年の白黒映画よりも画質が荒い。
そんな中で工夫された映像は大胆な構図が多いです。
キュビズムの影響も受けているんだとか。
1930年代当時の人々の想像していた近未来が面白いです。現代に近い部分もあれば全く検討外れな部分もあったり。
近代化や拝金主義、軍国主義などなどありとあらゆるものへの痛烈な皮肉を詰め込んでいます。
最後の二人のシーンは笑えてほっとしました。
自由とはなにか。
いろいろなことが変わってしまった現代だからこそ観たい作品ですね。