のあ

男と女ののあのレビュー・感想・評価

男と女(1966年製作の映画)
4.0
映画館にて鑑賞。
以前訪れたバーのマスターのオールタイムベストとのことで。

フランス映画と言われてみんなが思い浮かべるイメージに最も近い作品かも?
日本の昭和のメロドラマっぽい雰囲気もありつつ、どこか爽やかさが漂う不思議(笑)
なんてことない話だしなんなら途中結構ダレるのに、最終的に完成度高く感じるのはアヌークエーメの美しさゆえでしょうか。
人生における「愛の美しさ」とか「愛のきらめき」みたいなものをスクリーンに描き出す瞬間最大風速も強くて、映画らしい映画を観せてくれたなという満足度が高いです。

海辺を歩く老人と犬のカットだけで4.0を付けたくなる作品でした。
朝焼けの中を疾走するドライブシーンも最高。
のあ

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