寿都

オペラハットの寿都のレビュー・感想・評価

オペラハット(1936年製作の映画)
5.0


「オペラ・ハット」が「スミス都会へ行く」のシリーズ(キャプラ✖️ジーン・アーサー、〇〇氏〇〇へ行く)だったなんて知らなかったおいらです。(スミス〜の方が後年ですが)

ゲイリークーパーといえば、渋い紳士の代表格ですが、フレッシュな頃を本作ではじめてみて衝撃的に素敵だった。

現代社会への示唆があれこれ詰め込みまくられた社会派ラブコメ、万能で普遍性にみちたメッセージ、永久にのこされるべき名画。
(主人公が嫌な奴をよく殴るので、近年のコンプライアンス的にはNGだが、そんな理由で今作に規制がかかるような窮屈な世の中にはならないでほしい)

"宮殿を造ったが、高貴な住人を造り忘れた"
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