最近アメリカが未確認飛行物体を収めた映像を公開しましたね。なんで今なんだろう、と思いました。
さて、今や想像できることは映像化できる世の中と言えるのではないでしょうか。撮影技術は年々レベルアップし、画面越しに観る映像がフィクションであることにも慣れてしまいました。
でもそれはほんの最近のこと。20数年前にはまだ、それっぽく撮られた宇宙人解剖映像に各国のメディアが飛びついたのだから信じられないよね。あの頃のトレンドだったのかもしれないし、墜落したUFO、発見された宇宙人‥‥ロマンがあったんだろうなぁ。
1947年に撮られた宇宙人の解剖の記録映像を買い付けたが、保存状態が悪くフィルムがダメになったので、その再現フィルムを作り本物として売り込んだイギリス人の実話を元にしたコメディ。いかに騙したか、みたいなスリリングな物語ではなくあくまでもコメディなのが好感持てます。撮影シーンは笑えます。
本当の撮影がどんなふうに行われたかは分からないけど、これをみんな信じたんだなぁ。本物っぽいストーリーも良かったんだと思う。ある意味、名プロデューサだったのかも。
もし今、これを本気で撮影したら、もの凄いものが撮れるだろうな。
あ、ひょっとするとどんなに未来でも宇宙人の存在は証明できないものの、代わりにタイムマシンの発明は成功していて、よりリアルな撮影のためにあの頃のアメリカでこっそり映画撮影していたのが、うっかり見つかったんだったりして‥‥
秘密にするとなんでも魅力的になるものです。
