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ザ・ゲームのIPPOのレビュー・感想・評価

ザ・ゲーム(2008年製作の映画)
2.8
なんと原作は日本のコミック、新田あきおの「チェン爺」※読んだことはありません。

そのせいか、まぁ漫画的展開とストーリーに唖然…現実離れし過ぎでついていけないよぉ〜、という事で最後まで観るのがしんどかった。
じゃぁなんで観たんだと聞かれたらずばり、シン・ハギュンが主演だから!

うん、シン・ハギュンのサイコパスイカレ野郎感が全力で良かった。シン・ハギュンは好青年より、俄然キワモノ役が良い。ストーリーはダメだけど、シン・ハギュンは良かった。特にラスト残り18分からが見せ場。

ストーリーは、あるゲームに負け、脳を老いぼれ悪徳爺さんのものと交換されてしまった青年の悲劇。そのストーリーのため、一人二役…というか、2人が一役みたいな紛らわしい設定なのがなかなか面白い。爺さんの外見のハギュンは、ただの爺さんだけど、ハギュンファンからしたらそれは爺さんではなくハギュンでね…ハギュンの顔をした若者は悪徳爺さんで…えーとえーと…という混同を楽しめます 笑

日本より貧富の差が明確な韓国社会を舞台にしているので、原作よりひょっとして設定はハマってるのかもしれないね。
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