mikoyan358

少佐と少女のmikoyan358のレビュー・感想・評価

少佐と少女(1942年製作の映画)
4.0
故郷へ戻るための列車代をケチるために12歳の少女になりすました大人の女性が引っ込みつかないところまで巻き込まれていくラブコメ。監督ワイルダー×脚本ブラケットという黄金コンビの作品の例に漏れず、話がだんだん大きくなる過程も自然だし、見初められた少佐との駆け引きに様々な周囲の人を絡めてコミカルに見せ「さすがに12歳は無理だろう(笑)」と思っていたジンジャー・ロジャース(この時実年齢30歳!)が本当に少女に見えてくるから不思議だ。驚くような新しさはないが、終始ニヤニヤと笑いながら収まるところに収まるという感じの秀作。
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