ハレルヤ

将軍の娘/エリザベス・キャンベルのハレルヤのレビュー・感想・評価

3.6
米軍基地内で女性大尉のエリザベス・キャンベルが殺害される事件が発生。事件の捜査に着手したポール准尉と彼の元恋人だったサラ准尉は、事件の裏に大きな秘密が隠されている事を突き止めていくサスペンス映画。

レンタル開始当時から知っていた本作。でも鑑賞意欲は出ず、今日にまで至ることに。何となく見てみるか的な気分になったので初鑑賞。

まぁとにかくジョン・トラボルタの大きさを実感した作品という印象でしたね。正義感に満ちた准尉で妨害を受けながらも事件解決へ向けて挑む姿はストレートにカッコよかった。やはり映画を牽引するキャストがいるといないとでは、作品そのものの印象もガラリと変わる。

軍の裏側に蔓延る女性差別、裏切り、揉み消しなどの社会問題を描きつつ、ミステリー仕立ての物語の運びもなかなかの良さ。インパクト自体は薄いものの、最後までじっくりと見れました。

テーマも重いし後味も切ないしで、明るいイメージはありませんが、ミステリーサスペンスとしての作風は十分。トラボルタが好きな方も楽しめるかと思います。
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