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バッド・チューニングのmikoyan358のレビュー・感想・評価

バッド・チューニング(1993年製作の映画)
2.0
「ビフォア~」シリーズですっかり心を鷲掴みにされたリチャード・リンクレイターの監督デビュー作。彼が度々取り上げる学園の青春真っただ中の男女の日々が綴られるのだが、これが思ったより淡々としている上に理不尽さが理不尽なまま残される場面もあったりして率直に言って心地よくなく、「居眠りしたジョージ・ルーカスが作ったアメリカン・グラフィティ」的な印象(笑)。まあこの映画を起点として後の名作が生まれたという意味では価値はあるのだろうが... むしろ、当時はまだ「駆け出し」と言っても過言ではなかったミラ・ジョヴォヴィッチ、マシュー・マコノヒー、そしてベン・アフレックといったのちの名優(うち1つは大根)を鑑賞するほうが楽しかった。
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