このレビューはネタバレを含みます
今思えば、仲良し三兄妹(姉弟とすべきか難しいとこだけど)から始まるのが素敵でも辛くもあるなって思った
”富のため”というのが中心の時代で、生まれる性別でガッカリされる時代
物事の転がり出し方がなんとも言いづらいけどすごかった
小石が軽く坂を転がり出したかと思えばぐんぐん加速していくような感じで、見ていてドキドキした
割りと最初の方からメアリーもウィリアムも苦しくて、2人の気持ちと本音を言えないウィリアムの表情が辛くて
そんなうちに仲良しだったアンとメアリーに亀裂が入り、もうなんか苦しいの連続で
メアリーが王の虜になったとき、喜んでいいのか、でもウィリアムとくっついて欲しいからそこもまた感情わからんごとなるくらいで、とにかく物語に引き込まれた
喜ぶ者と悲しむ者、駆け引きや、子供が無事産まれても心から喜べなかったり
家族がぐちゃぐちゃになったり
エリザベスを託されてからメアリーがまた強くなった感じが受けて取れてよかった
最後の最後がぶわっときた
今思い出してもぶわっとくる
あとジョージがかわいそうだった
すっごい苦しくて、でもラストが良くて
何度も涙がこぼれる内容だった
辛いんだけど好きな映画