📀スラッシャー・ホラー
監督:ローアル・ユートハウグ
雪山で遭難した若者たちを襲う極寒サバイバル・スリラー。
雪山を訪れた5人の若者たち。仲間の一人が足を骨折。救助を呼びたくても周りには人影すらなく、携帯電話も圏外。救助を呼ぶ為歩いていると古びた山荘を見つける。彼らは寒さをしのぐ為ホテルに留まる事にするが、誰かがいるような気配を感じ、仲間が一人ずつ消えていくのだった。
ノルウェー産の極寒の雪山にある古びた山荘が舞台。
スノーボードを楽しむため、人気のない雪山に来た若者5人。
大自然で楽しんでいたが、仲間の一人が骨折し、とある古びた山荘にたどり着く。火事に見舞われた様子で誰もいない。
だが、友人が次々と惨殺されていく、というストーリー。
静かに淡々と進んでいき、特に派手な展開もグロさもない。
雪山と森林に囲まれた寒々しい廃ホテルが雰囲気ある。
人の気配もなく、電波も届かないという絶望感、恐怖を煽る効果音などもスリリングで、悲壮感がハンパなく伝わってくる。
廃ホテルの不気味さがよく出ている。殺人鬼と対峙し、連れ去られる時、「だるまさんが転んだ」みたいだった(笑)
よくあるスラッシャー・ホラーだけど、まあまあ面白かった。