活動停止していた『ひなぎく』のヴェラヒティロヴァ監督の復帰作品。
広角レンズ越しの歪んだりんごのOP、本物の出産シーン、母乳が垂れる乳首のどアップ、冒頭からチェコ映画的世界観が満載。

舞台は産科病棟。
結婚したくない医者の男と、看護師の女の恋。男は院内で不倫をするクソ男。

チェコ映画感満載なのは冒頭だけで、蓋を開けてみるとまともなフェミニズム映画だった。
女性監督ならではの恋愛観。
女性が必要だと感じるものや、信じるものは、結局“自分自身だけ”。

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