けーはち

マン・オブ・スティールのけーはちのレビュー・感想・評価

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
3.4
ザック・スナイダー監督による『スーパーマン』のリブート。DCエクステンディッド・ユニバースの幕開け!

★『アベンジャーズ』で隆盛を極めしMARVELに負けじとやってきた世界最強無敵ヒーロー、スーパーマン。原作では地球を逆回転させ時間を戻す(??)とか、太陽に飛び込んで黒点の位置を散らす(??)などと言った意味不明な無茶をやってのける彼だが、どうやらクリプトン星人はみんな超高性能な肉体を持っていて、日本人的に分かりやすく言えばスーパーサイヤ人。この映画は言って見ればほとんど『ドラゴンボールZ』の実写版なのだ。CGIの力も大きいと思うが、アニメじゃない、アニメじゃない、本当のことさ。

★サイヤ人は、唯一の弱点である尻尾を克服してしまえるが、スーパーマンには唯一と言っていい弱点は覆せない。クリプトン星の地質成分クリプトナイトで弱体化する。都会に出ていっぱしの大人になっても、地元に帰って子供時分を知った人間に頭を叩かれると借りてきたネコみたいになる、そんな感じ(どんな感じだ)。

★ニューヨークの街をバカスカ壊しながらの大立ち回りを演じるスーパーマン。彼の登場が、この後、世界から様々な因縁を引きずり出すことに。DCEU、1発めの花火として、文句のない作品。