ノスケ

渇きのノスケのネタバレレビュー・内容・結末

渇き(2009年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

あたおか映画(褒めてる)

パク・チャヌク監督×シン・ハギュン見たさに見たんだけどガンウ可愛そすぎん???

確かに文字通りのバカ息子かもしれないけど、テジュの怪我を心配したり薬を塗ってあげたり夢遊病で居なくなった(と思ってる)テジュを薬局の方まで探しに来てくれたり。温湿布代わりだーなんて抱っこされてたけどそれもじゃれあいに過ぎなかった気がするんだけどね…(めっちゃ嫌がられてたけど)

でもガンウてあれでしょ、サンヒョン来るとサンヒョン慕ってテジュのこと気にかけなくなるくらいだし、テジュとはセックスレスだった(けど自慰は手伝った?)て、ガンウはゲイだったんか? 外面的にあまり良く見られないからオンマに偽装結婚でもさせられてた?

親バカオンマとバカ息子2人のジメッとした家で、毎日歌謡曲が流れてて、家は伝統的なチマチョゴリを仕立てるお店。パッとしない生活から抜け出したくてしょうがないテジュ。そんなテジュにあっさり騙されてガンウ殺しちゃうサンヒョン。開放されたテジュは青い綺麗なワンピースに着替え、家の壁も白く塗り、家の中でも靴を履く憧れの生活を手に入れウッキウキ!

ガンウにDV受けてないことバレてサンヒョンに殺されかけたけど念願叶ってヴァンパイア化したテジュ。もぉ怖いもんなし!

そっからのテジュがひたすら強くてエロくて美しくてキュートだったー! うっかりオンマ椅子ごと持ち上げてんの笑った!

一方サンヒョンは罪悪感からか死んだはずのずぶ濡れガンウ(鼻たらしで超笑顔)の亡霊に悩まされ、ヴァンパイア vs 怨霊始まるか?と思ったけど始まらんかった残念。やることなすこと悪い方へというかトンチキな方向へ転がっていくサンヒョン。人助けがしたいだけだったのにね

普通のホラーでもファンタジーでもない、「ヴァンパイア」というエッセンスを取り入れたあくまで人間ドラマなんだけど、とりあえずみんな(監督含め)頭大丈夫?ってなる映画で面白かった

しかしガンウ浮かばれん(いや3Pとはいえサンヒョンとやれたから本望か? 成仏したか?)
ノスケ

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