恋ってほんとなんだろうね。
ウディの世界中がアイ・ラブ・ユーとか、恋したい!恋っていいね!っていうようなこと言っていたと思ったらこれですよ。
恋をして築き上げた関係を恋によって崩してしまう。
それにしても、当事者たちにとったら一大事なのだろうけど、こう客観的に見ているとなんてくだらないのだろうか笑
若い娘に振り回され貯金が底をつき借金までしてしまう老夫。
隣人の女と不倫をし、うまくいくが本の出版がなかなか決まらず、やってはいけない手で評価されるが行く先が怪しい男。
上司に恋をし夫と別れて一緒になる決心をしたにもかかわらず振られ、独立資金も母親から断れる女。
夫に逃げられ精神を崩し、スピリチュアルにハマりありもしないものにのめり込み、そこで出会った男と恋をする老婦。
4者4様に新たな恋に希望を託すその姿が哀れでしょうがない。
邦題がロンドン…となっているがあまりロンドンの街並みが出てこないのは、まあ原題が「YOU WILL MEET A TALL DARK STRANGER」ということなら仕方ないか。