tottsun

華麗なるギャツビーのtottsunのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.4
私が最近見た映画532
「華麗なるギャッツビー」
ニック(トビー・マグワイア)が暮らす家の隣に建つ、ぜいを凝らした宮殿のような豪邸。ニックは、そこで毎晩のように盛大なパーティーを開く若き大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)と言葉を交わす仲になる。どこからやって来たのか、いかにしてばく大な富を得たのか、なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問を大きく膨らませていくニック。やがて、名家の出身ながらも身寄りがないこと、戦争でさまざまな勲章を受けたことなどを明かされるが、ニックはこの話に疑念を持つ…
先日1974年の「華麗なるギャッツビー」を鑑賞した時にまたタイミングみて2013年版を見れば良いやーくらいにしか思ってなかったんですが…
今年のアカデミー賞にノミネートしている「プロミシング・ヤング・ウーマン」が今作でデイジーを演じてるキャリー・マリガンだと知り、これも何かの縁かと思い見てみることに。
見初めてびっくり!
自分でも驚くほど忘れてること多くて、あれ?こんな感じだったのか…と。
そしてジョーダン役が「TENET」でも活躍していたエリザベス・デビッキだと初めて知りました!本当に驚き!
「TENET」が初めましてだと思ってたので顔見た瞬間に驚いた。
あと見進めていくと既視感を感じたんですが、
監督が「ムーランルージュ」のバズ・ラーマンと知り納得。私この監督苦手なんだよなぁ。って思ってたけどやっぱり…
1974年版を最初に見たためか無駄に思える演出や大袈裟に見える演出があって…装飾品は彼らしい色味がハッキリした雰囲気を主に使われていてパーティーのシーンなんかはギラギラしてた。
女性たちの衣装は20年代らしさに現代の雰囲気をミックスした感じで好みが分かれるかな…
音楽も当時の曲ではなく現代風にリミックスされた曲で…
ラプソディ・インブルーをバックグラウンドミュージックとして花火を背景に登場したギャッツビーことレオ様はギラギラしててカッコ良かったけども…
描き方の問題なのか後半のシーンは全然ハラハラすることもなく…正直拍子抜けでした。
1974年の方がギャッツビーとしての謎めいた紳士の雰囲気が漂っていたけど、2013年版だと昔の恋が忘れられないちょいワル親父みたい。
せっかくだから正統派な紳士のレオ様観たかったなぁー。
でも、それだとリメイクしてる意味ないのかな。
全体を通してトビー・マグワイヤの演じるニックがひたすら独白のような感じで語るのでそこも苦手だったかも。
たしかにニックを通して描かれてはいるけど説明口調のセリフが多すぎ…
あぁー、やっぱ合わなかったかな。
このバージョンしか見たことない方はぜひ1974年版も見て欲しい!夏の暑さが立ち込む空気がよく分かるし雰囲気があって良かった。
レビューを読んでてびっくりしたのは公開当時今作が3Dで公開されたということ!えぇ!?3Dで見せるようなシーンあった?wシャツが舞うところくらい?
ぼやきが思わず出てしまいましたが…
私的には☆☆☆.4かな。
tottsun

tottsun