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華麗なるギャツビーのIDEAいであのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.6
テレビドラマが切え替え時期で見るものがないと困っていたら
NHKBSで素晴らしい映画をやってる!と考えなしに録画した。
びっくり!ロバート・レッドフォードでなくディカプリオだった。
なんと華麗なるギャッツビーは邦題も原題も全く同じ作品が
3つもあったんだ。1つはテレビドラマ。

ディカプリオは嫌いじゃない。ギルバート・グレイプで驚き
アビエーターもギャング・オブ・ニューヨークも大好きだ。
だがこの本作を見始めて、まだディカプリオが出てくる前から
違うと思ってたらやっぱり違う。一番は顔の大きさ。失礼(笑)
ギャッツビーはもっとシュッとした顔だと思う。

物語は進む。キャラウェイのトビー・マグワイアにも違和感を
感じるし、デイジーのキャリー・マリガンも美人じゃない。
文句ばかりだか、素晴らしいと思ったのはトム・ブキャナンと
ギャッツビーがデイジーを取り合い言い争う場面。

日本では結婚は婚姻届が最優先だと思うのだが、彼の地では
愛が最優先なのだと気付かされたからだ。
これはキリスト教の教えなのだろうか?
どんなに不貞を働いてたと思われいても、そこに愛があれば
それが愛に基づいていたら許されるのだろうか?

これは小説の映画化なので前作の映画にもこのシーンはあると
思うのだが、同じように描かれたのか気になる。
はじめは自分には合わない映画だと思って見ていたが、
結婚について愛について、離婚について考えたいい映画だった。