はる

ひまわりと子犬の7日間のはるのレビュー・感想・評価

ひまわりと子犬の7日間(2013年製作の映画)
3.4
実話に基づくストーリー

規則に従って犬の殺処分を行う保健所の職員さんが映し出されていました。
犬たちが狭くて暗い空間に閉じ込められて、煙突からは黒い煙が。まるで小さいアウシュヴィッツのようで辛かった。これは『犬部!』を見た時と同じ感覚。

殺処分室に送っているのは保健所の職員じゃなくて元飼い主なんだよ、って再認識出来ます。

役者陣の感想としては、
笑いながら怒ったり悲しんだりする堺雅人の演技に、またもや釘付けになりました。
そして母犬を捕まえる(保護する)時のでんでんさんの姿には、一瞬だけ『冷たい熱帯魚』が見えちゃった。

GW中に観に行く予定だった演劇のストーリーに似ていたから参考までに鑑賞しました。
だけど肝心の演劇はコロナ陽性者が出たために中止になりました。感染しちゃった方の気持ちを思うと胸が痛いです。

コロナの制限緩和を実感するGWだったのに、エンタメの現場ではまだまだ厳しい状況は続いてるんですね。
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