シェフのジャッキーは、腕はいいが料理に関しては完璧主義で傲慢なきらいがあり、その為職を転々としていた。そんな有様なので、彼女は妊娠中だが婚約も出来ないままだった。定職に就くためペンキ塗りの仕事を始めるジャッキー。だがひょんな事で、落ち目の一流シェフ、アレクサンドルの目に止まり、彼を助手にする。試用期間中は給料が出ないので、彼女には黙ったままのジャッキー。
レストランの新オーナーは伝統を重んじるアレクサンドルと対立し、今年3ツ星を失ったらアレクサンドルをクビにする、と言い出す…
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」と名前が似ている。実はさっきまで混合してて、別の作品だということをまったく知らなかった。公開はこちらの方が先。
ジャンルはコメディなんだけど、そんなにボケるシーンは多くない。かといってドラマとして見ると、ちょっとご都合がすぎる展開。駄作ではないが、中途半端でこれといって観るべき理由が見つからない。
本作一番のコメディシーンである、日本人に変装して分子料理レストランに行くシーンが、悪ノリが過ぎてスベリ気味だ。
分子料理に批判的な内容で、自分は分子料理について詳しくなかったので、劇中の描写は風刺として大げさに描かれていると思ったのだが、実際の分子料理も遠からず劇中の描写みたいなところはあるのね。
