一ヶ月前くらいに鑑賞。
一度トニーから全てを奪うことで彼自身、そして観客にスーツが無くともトニー・スターク=アイアンマンであるという事を認識させてくれる作品。誰であろうとスーツを着ればアイアンマンになれるのではなく、トニースタークという存在があって初めて成立するのだと感じた。
中盤までのトニーはスーツが不完全な状態の中、持ち前の頭脳を生かしていくつもの窮地を切り抜けていき、最後にはそれまでの溜めを一気に爆発させるかのようなアイアンマンスーツの大集合からの超絶使い捨てアクションを見せてくれる。最後の戦い方も含めてこの構成がテーマと合致していように思った。