げ

パフューム ある人殺しの物語のげのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

美女の魂の香水を作り終えるまですごい面白かったけど、愛を表現する仕方がわからなくて「匂いを保管したい」だったのに、作った香水は愛を呼び起こす物で、母親の匂いを呼び起こされてパリに向かったって流れが飛躍しすぎて、ついていけなかった。
ラストも愛を知らないあるいは忘れた人たちが愛を呼び起こされて食われる?というのも、愛は人を傷つけるものでは無いはずなのに、過剰な愛をそういうふうに表現するんだなと、ちょっと私には理解できなかった。好きすぎて傷つけるとか自分の物にしたい、という欲求は愛の延長線上にあるんじゃなくて、歪んだ愛だと思ってるので。。
死ぬと愛(魂?)の匂いが消えてしまうが、主人公は元々無臭ということは愛あるいは魂の無い人間だから、一人の女の子のことを好きになったのも理由がわからなかったな。。
愛も言葉もコミュニケーションも取れない特殊な天才の行動はおもしろかった。
原作読んでから見た方が良かったのかなあ〜〜
げ