３時間の超大作だが、６つの物語がテンポよく進行するのでさほど重くない。ストーリーも混同しないし、きっと編集がものすごく上手いんだろう。
６つの物語は、ラブストーリーからSFまで、映画の全方位をワンセットにした感じ。人生のプリズムを描く。ひょっとすると、ウォシャウスキー兄弟（姉妹？）はマトリックスでも日本のアニメ文化に感化されていたことが分かるから、6＝仏教の六道（飢餓道とか天上道とか）にも通じているのかな？手塚治虫は言うまでもなく。
一方で大作の割りにはサクサクして重量感に欠け、何だかあっさりしすぎかも。マトリックスの方が観終わってから考察をあれこれ語れるので、名作になりえた。ん〜、少し異なる仕上がりだったら、マトリックス以上になりえたとも思うのだけど( ͡° ͜ʖ ͡°)
