「死はただの扉にすぎない
閉じたとき次の扉が開く
天国とは新たな扉が開くこと」
年代も違う6つの物語が1本の映画で同時
進行する。
はっきりと輪廻転生が分かりやすく作られ
てはいないが、ヒントをくれているシーン
もあったりする。
ホウキボシのシミや初めて聴くはずの楽曲
が覚えがある曲だったりするところは生ま
れ変わりのメッセージが作品から伝わって
くる。
全体に詰め込み過ぎ感もあり、分かりにくさも
否めない。
しかし、十分楽しめた。俳優が年代別に何役も
やっている。全く違うタイプの人間をメイクで
分かりずらくして演じている。
見つける楽しみがある。
「自分は誰の生まれ変わりなのか‥?」
終盤あたりはそんなこと思ったりもしたから
何かしら吸収できた作品なんだろう。
輪廻転生とか天国だの地獄だの、本当に見学し
て戻ってきた人はいない。
死んだら天国や地獄はない、死んだら終わるだ
け‥と考える人も多い。
答え合わせできるとしたら自分自身しかいない。
作品を観終わり、個人個人が輪廻転生を思う楽
しみがあったりすればいいのかなと思います。