子どもが18人も失踪している貧困の町で、その犯人と言われているトールマンの正体に迫るミステリー映画。
テキサス・チェーンソーのヒロインのお姉ちゃんが、久し振りに主演してて嬉しかったです。美人やねんけど作品に恵まれへんのよ。
前半と後半でどんでん返しを境に、世界が全く逆に見える仕掛けは素晴らしいです。
ずっと良い人だと信じてたあの人が!
ただ、要らないシーンが長いし、真相も引っ張った割には無難なところに着地するので、面白くなりそうでならない感じの社会派映画でした。
トールマンは都市伝説なのか存在するのか、
子ども達は拐われた後どうなったのか、
この2点の謎で100分引っ張っていくわけですが、
もうちょっと衝撃的な怖いオチを期待してしまいました。
真相もさぁ、辿り着いたというよりは、あいつが1から10までペラペラ解説し始めるから、答えを教えて貰っただけなんよね。爽快感が欲しかったです。