ゆき

教授とわたし、そして映画のゆきのレビュー・感想・評価

教授とわたし、そして映画(2010年製作の映画)
3.7
翻弄

あの日あの時、あの場所で。
過去への執着と振り返ってみればそこまででもなかった出来事。
未来への期待と、上手くはいかない現実がオッキを中心として展開されていく。
4部に別れた視点は時に滑稽で、時に辛辣で。
ズームされる対象がやはり絶妙。笑
盲目さが愛らしくて、着地しそうで結末のない物語に私も煙に巻かれたような余韻だった。ライトで小気味いい一作。

×××
学生時代好きだった女性。その人は教授と関係を持っている。三角関係の頂点に立つ女性だけが知る過去の恋愛と今を映し出す。
ゆき

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