Senapapa111

王になった男のSenapapa111のレビュー・感想・評価

王になった男(2012年製作の映画)
4.5
面白い映画というより悲しい映画でした。結局は何も変えられないというか、更に不幸にしてしまった気がする。死にかけたんだし、不在の時の彼の言動を読んだんだから光海君は少しはいい人になって欲しかった。でも実際、暴君として廃位された珍しい王としての史実があるので変えられないんだろうな。更にホ・ギュン(リュ・スンリョン)まで凌遅刑で処刑したんだからホント酷すぎる。
それにしても役者さんは今観るとみんな若かったなあ。
まずは王妃のハン・ヒョジュ。相変わらず綺麗なんだけど声に癒される。当時25歳とは思えない色気があるなあ。
次はサウォル役のシム・ウンギョン。最近は日本に進出していてよく映像を見るが、当時は18歳で15歳の役。全く違和感無くフレッシュなのにあの涙の演技。素晴らしい!
最後に卜武将役のキム・イングォン。最後、すごいかっこよかったです。でもまさかの映画『不倫する理由』(2019)のあのさえない銀行員(主人公)だったとは。 終わるまで気が付かなかった。変われば変わるもんだね。
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