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王になった男のmomonomamaのレビュー・感想・評価

王になった男(2012年製作の映画)
3.8
李氏朝鮮15代国王、光海君のお話。光海君は李氏朝鮮時代一の暴君と言われていましたが、最近の研究ではそうではなかったのでは?などと言われています。
ドラマ華政でもまぁ、いい人に描かれていますし(笑

光海君は王位に就く時とかに兄や義弟を死に追いやったので暴君といわれるもののその後、歴史的に様々な功績があるので最近、やたらと研究されているらしい。

そして、持ち上がったのが「実は王位についてからは別人だったのでは?」というお話。からの影武者では?からのこの作品。
てのは冗談ですが、そんな感じのお話。

暴君光海君が今まで自分がやってきたことの仕返しであまりにも暗殺を恐れ、影武者を作れと命じて瓜二つの人物を探す。
そんなときに、本当に薬(アヘンかな?)中毒で倒れてしまい、影武者が15日間、王を演じるというお話。

光海君と影武者を演じるのが時代劇初めてというイ・ビョンホン。
イ・ビョンホン、うまいわ。光海君と影武者、そして影武者のおどけた時と真面目な時をちゃんと演じている。イ・ビョンホン、演技うまいんだって初めて知った(笑
光海君と冷たい関係にある王妃役はトンイのハン・ヒョジュ。最初、観た時、気付かなかったくらい別人な顔してましたね。不幸な女性役なんで暗い感じだったからかな?声はトンイでした(笑

都承旨ホ・ギュンとのやり取りが妙に面白く、笑かしてくれましたね。チョ内官はすぐに影武者ハソンの味方になり、よき理解者として助けてくれていたし。

ト部将(キム・イングォン)もめっちゃ、いい味出してました。面白い。

なかなか、見ごたえありでしたね。

(2019年視聴)
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