Ryota

ダイ・ハード/ラスト・デイのRyotaのレビュー・感想・評価

2.0
ジョン・マクレーンは刑事である。他国に行って暴れまわる中年不良オヤジではない。

ひょんな事から事件に巻き込まれボヤきつつ、ボロボロになりながらも
敵に立ち向かって行く正義感の強い平凡な刑事、ジョン・マクレーン。
こんな基本スタンスが守られていたのも前作まで。今回は題名こそダイハードの名を冠しているが、全くの別作品である…もはや、そこにマクレーンの優しさ、必死さはなくなった。ホントに90分あまり、延々と銃撃戦をみせられるだけの中身のない映画…そのアクションも火薬量が多いだけで全くの見どころなし。前作までの手に汗握る肉弾戦は何処へ行ったのだろう。

前作まで名を連ねていたジョン・マクティアナンが抜けたのが一番の要因だろうか…ひどい駄作になってしまった。
まあB級アクション映画として考えれば十分に観れる作品だが…

次作の舞台が日本だと聞いて、ますます不安でしょうがない…
Ryota

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