スターガール

シュガー・ラッシュのスターガールのレビュー・感想・評価

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)
4.2
ゲームの世界の善と悪がこんなにも熱くて切なくてカッコイイなんて!とても面白かった!

ゲームセンターで30年間ゲームの悪役として働いてきた主人公ラルフのささやかな夢。ヒーロー役フィリックスのように皆に愛される人気者になること。しかし、ラルフがゲームの世界の掟を破ったことで、ゲームの世界に住む住民の運命を変えることになる。

最初は皆の尊敬を得るため、人気者になるために無謀な夢に挑戦するのを面白おかしく応援してたが、ラルフの冒険が進んでいくうちに思いのほか随所で感情が持って行かれて驚いた。
それに、ラルフを囲む脇役たちにも味があって観ていて楽しい。フィリックスも予想以上に好きになった(笑)。カルホーン軍曹も男前でカッコイイ。ジェーン・リンチ、はまり役。

自分には自分の良さがある。自分には自分が気づいていない良さもある。本当に月並みなコメントだが、大人も子どもも楽しめる優しい作品。これはディズニー、ホームランだ。
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