Amos

ザ・マスターのAmosのレビュー・感想・評価

ザ・マスター(2012年製作の映画)
2.5
まだ、ポール・トーマス・アンダーソン監督がどんな人か知らなかった頃、過去作品もすっ飛ばして僕はまずこれを観てしまいました。

まぁー、理解出来なかったです笑。

サイエントロジーの実態に迫る映画と聞いていたはずなのですが、フタを開けると破滅的な1人の男の自伝(?)のような映画でした。

というか、マグノリアとか観てる人でもこれは難解でしょう、おそらく。

全体の流れは最高にファ○クな野郎のホアキンと教祖のフィリップが出会って、ホアキンが宗教的に救われていくという感じなんですが、問題は所々の1シーンの数々。

意図が難解なシーンが数多く出てきて「これは何?」と頭にハテナが浮かびます。
作品解説とかを読んだりしても「ほぉーん…」でした。

ただし、演出の意味が分からなくても、中毒性のある演出だなとは感じました。
監督のファンが多いのは理解できます。
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