第二次世界大戦後、新興宗教の教祖マスターのフィリップ・シーモア・ホフマンと海兵隊帰りのアル中で精神障害がある粗暴なホアキン・フェッニックスの重厚な人間ドラマ、群像劇。
マスターの家族や他の信者に見捨てられても、マスターだけはホアキンフェッニックスのことを見捨てないのは凄いなと思った。
この作品は観た人に共感を求めるような作品ではないだろう。どう感じ、どう考えたか、観客の感覚に委ねられる。
ホアキン・フェッニックスとフィリップ・シーモア・ホフマンの超絶な演技合戦は凄い。
完全に観る人によって大傑作か超つまらない訳わからない映画に別れるだろう。
映像がメチャクチャ綺麗だ。