りゅうすけ

ラストスタンドのりゅうすけのネタバレレビュー・内容・結末

ラストスタンド(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

舞台は退屈になるほど平和な田舎町、本当に危険なことを知らせる緊急事態をどうやって相手に理解させたら良いのか。本編では必要な犠牲者としてジェリー・ベイリー副保安官が撃たれて亡くなってしまいます。レイ保安官の無線での命令も空しくその場で佇み不審者が近づいてきても前に出てしまいます。彼の場合ロスに配属を希望しているほど毎日に飽き飽きしていたから仕方ないよという考えもありますが効果的な注意喚起はどれが正解だったのか気になってしまいます。レイはなんて言ったら良かったのでしょう。

他の映画でも犠牲者は「そこから逃げろ」と言われますがまごまごしているうちにタイムオーバーになります。視聴者としてはもどかしい時間ですが時間がどれほど切迫しているかわからないから無理はないんですよね。

多少時間が掛かっても具体的に言わないと危険を理解できないとの結論になりましたがいかがでしょう。「何人確認できるか、距離はどのくらいか聞いた上で即発砲してくる相手であること、パトカーに戻り距離を取れ」専門家の意見を聴いてみたいです。

映画の掴みから圧巻の磁力による車両の釣り上げで驚きましたが楽しく観ることができました。シュワちゃんも年齢相応の役柄で無理なく活躍し話の仕舞い方も良かったですね。いい映画でした。
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