このレビューはネタバレを含みます
号外/
マッドマックスの「スピードと暴力」に2のジャイロ・キャプテンのような「脇」を加えた
完全なマッドマックス賛歌
アーノルド・シュワルツネッガー(ターミネーター)
VS
メキシコカルテル
だったり
シュワルツネッガーが敵と銃撃戦をした際に三階から落ち布屋根がクッション代わりになるジャッキー・チェンプロジェクトX
など
映画オマージュが散見される
キム・ジウン監督の『アメリカ』でヤリたかった
マッドマックス(広大な土地でしかできないスピード狂)という
【暴力】
西部劇(銃)という
【暴力】
この【二重奏】を徹底しているから素晴らしい
観客を【シュワルツネッガー漬け】にさせないフォレスト・ウィテカーの
準主人公のような配置もまた素晴らしい
しかもそのウィテカーのチョイ情けないFBIボスっぷりもまた良い
やはり・・悪魔を見たのキム・ジウンの【恐怖】の観客への墜し込みは秀逸。