映画漬廃人伊波興一

夜ごとの美女の映画漬廃人伊波興一のレビュー・感想・評価

夜ごとの美女(1952年製作の映画)
3.8
ルネ・クレールの「夜ごとの美女」は見逃していたら大損失だったと久しぶりに思わせてくれた映画です

食欲のわかぬ邦題だし単なる美輪明宏さんのごひいき映画だと思ってたらとんでもないシロモノ!
寓意とエロスとドタバタとアクションと人生謳歌が融合しルネ・クレールのカオスが爆発。
しかも90分以内という極めて心地よい上映時間。
映画は観ないうちは絶対に分からない!という当たり前の事実。
至福の午前中の映画鑑賞でした