しおの

テッドのしおののレビュー・感想・評価

テッド(2012年製作の映画)
3.0
アメリカ人好みの下ネタと低俗ブラックジョークに溢れていて、ヒットしたことが分かるレベルには面白い。小ネタはB級映画絡みが多く日本人には伝わりづらい。字幕には「星一徹」「くまモン」「ガチャピン」などが並び苦闘の跡が伺える。不謹慎ギャグは面白いが見ていると段々慣れてきて、慣れてきた頃にはストーリーの回収に入るので後半は失速している感がある。ぬいぐるみが相手ではあるが恋人とそれ以外の家族や友達どちらをとるかという設定はありふれていて、それを越えるトラブルで問題を有耶無耶にして丸く納めるという展開もなんの工夫もない常道。卑俗な喋るぬいぐるみというアイデアが全てでそれだけに賭けて成功した映画だったという印象。マーク・ウォールバーグのマッチョな体が設定的には無駄だがアメリカンコメディらしい
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