ちろる

四十九日のレシピのちろるのレビュー・感想・評価

四十九日のレシピ(2013年製作の映画)
3.7
人は皆自分の人生を意味のあるものにしようとする。
ある人は偉業を成し遂げて歴史や世界に名を残すけれど、全員がそうなれるわけない。

主人公ゆりの継母のように、まっすぐに、真面目に、不器用に生きている人はきっとビッグなことは起きないまま地味に年をとり死ぬ。
でも、人は誰かと出会い人に少なからず影響を与えながらその人にとってはかけがえのないビッグな存在として実を残していくはずである。

地味な人生だって嘆かなくても丁寧に人生を歩むことがどんなに大切なのか考えたくなった。
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