幼児殺害の罪で逮捕(自首だけど)容疑者の清丸(藤原竜也)にかけられた懸賞金10億円を巡ってSPの大沢たかお＆松嶋菜々子らが護送中に襲いかかる一般人や身内であるはずの警察(の一部の人間)から警護して公判に送り届ける内容です。
初めて観た時はさほど面白くなかった印象だったけど、近くの店にDVDが売ってたので購入し、再度観てみると結構面白く、何度も観てしまう作品。
大沢たかおのとてつもない暗い過去……心の中で作った物語……オレは生きていく事が出来なかったんだよ!!……このくだりはちょっと感動した。
この時は大沢たかおが藤原竜也を殴り前歯数本を折る、が、いつの間にか折られたはずの歯が生えている。
孫を殺されて藤原竜也に懸賞金をかけた大資産家の蜷川を演じた山崎努さんも相変わらず素晴らしい演技です。
護送中に襲いかかる輩の中に、個人的に好きな役者の山口祥行さん(チョイ役)も出てました。
また娘さんを殺された元男闘呼組の高橋和也さんもなかなか良かったです(以前ガンズのライブ会場で見かけた時にサインもらえば良かった)。
高橋和也さんは香川照之さんに並ぶくらいの演技派俳優だと思うんだけど、知名度がイマイチなのが残念。
清丸の屑ぶりを徹底的に演じきった藤原竜也も凄い。
原作はあのビー・バップ・ハイスクールの作者のきうちかずひろ先生だとは知らなかったです。
