鍋山和弥

ストロベリーナイトの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

ストロベリーナイト(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

とある連続殺人事件発生。この捜査を、大勢の、捜査員で、行われることになったが、ここに、主任の『ヒメカワ』に、とあるたれ込み電話。内容は、『犯人は、柳井健斗』。そして、警察の上層部からは、『ヒメカワ』に、『柳井健斗には、触れるな』と言われる。真相が、知りたくて、『ヒメカワ』は、単独捜査を開始。そこで、『ヒメカワ』は、『マキタ』と出会う。そして、とある日、『ヒメカワ』と『マキタ』は、互いのトラウマで、車の中で、一晩を共にする。こうして、『ヒメカワ』、『マキタ』、『キクタ』の三角関係が、展開される。そして、事件の主軸である、『ヤナイ』の、自分の姉である、『チエ』の復讐劇が、絡み合い、物語を、盛り上げる。『マキタ』は、どんな人間だったか?『マキタ』は、とても、優しい人間だったと思う。『ヤナイ』にも、心の底から、同情していたようにも思うし、『ヒメカワ』のトラウマも、嗅ぎ付けた。『ヒメカワ』と『ヤナイ』は、傷の舐め合いで、狂愛関係に、陥った。2人は、強く、愛し合った。『ヤナイ』と『チエ』は、父親の『チエ』への性的虐待で、苦しんだ。今回のことは、登場人物達の、トラウマが、絡み合い、起きた悲劇。その原因を、悪化させたのは、警察組織。やはり、警察組織に、正義などないのだろう。だが、事件の真相を、伝えたのは、『ワダ』さん。やはり、正義は、個人個人の、正義感で、貫かれるのだ。『ヒメカワ』班のように。この『ワダ』さんと、『ヒメカワ』達、現場の刑事達の関係。『踊る大捜査線』シリーズに、似てる。
鍋山和弥

鍋山和弥