このレビューはネタバレを含みます
昔の格ゲーにこういうばばぁのキャラいたよな
多分元ネタは高速で並走してくる幽霊ばぁちゃんの都市伝説だよね？
『くねくね』もそうだったけど、映画用に手を加えられちゃって原型なくなってるやつ、メシマズアレンジャーみたい。
勝手に改悪してんじゃねーよ、ってのもあるけど、元ネタ知らない or 良さを把握していないっぽさがまた嫌な感じ。
映画内のアイドルユニット『ジャージガール』が、地上に出てきた地下アイドルって感じで、かなり痛い。
楽曲は売れないアイドル用にわざとそれっぽく作られたのかそれともガチなのか、まるで園児が発狂して奇声あげながら10km走ってきたあと間髪入れずに足の指と鼻で20分で作ったかのような出来。聴いてて不快。
終盤アヤネを判別するシーンでキーとなってるから、多分ガチ作曲なんだろうな…天才園児やん。
登場人物全員魅力皆無だし、演技は置物の方がマシ(オー!マイキー)ってレベル、シナリオも悲惨だし全てが完全にクソだと思ってたんだけど、時折ニュースにもなっている老人虐待の社会問題を取り扱ってたり、終盤は"とりあえず"勢いは良かったりで、巻き返したかな、最終的にはそこまで悪くないって1本でした。
オススメとかはしないけどね。
霊の呪いとか祟りって、個人的には"理不尽"なものが一番恐ろしいと思ってるから、その辺はうまく表現できてたと思う。
呪いの真相となる回想シーンから見ても、かなり凶悪なものだなと見て取れるし。
全編通して傷口に関するホラー要素がなかなか怖い。
