marutabatsuo

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのmarutabatsuoのレビュー・感想・評価

4.7
一触即発の冷戦期に米軍の将校がとち狂ってソ連に核攻撃を命ずる。大統領がソ連側とホットラインでなんとか破滅を防ごうとするが……。全体のトーンはダークコメディでめちゃくちゃ笑えるのだが、薄ら寒くなる異色の大傑作

大統領のホットライン、カウボーイで落ちていく原爆、ドイツ人科学者の思わず上げてしまう手、一瞬たりともダレるところがなく、あらゆるシーンが面白すぎてやばい。
やはりスタンリーキューブリックこそが史上最高の天才監督

何年ぶりだっただろ。早稲田松竹にて