オトマイム

東ベルリンから来た女のオトマイムのレビュー・感想・評価

東ベルリンから来た女(2012年製作の映画)
3.7
何といってもまずは主人公バルバラ(ニーナ・ホス)の魅力!暗い過去を感じさせるが、医師の白衣からも漂ってくるような色香が。゚+.(・∀・)゚+.゚
作品としては地味だけれど、彼女の魅力が華やぎをもたらしている。

秘密警察、密告者、強制収容所。
東に留まるか、危険を冒して西に渡るか、選択の苦悩。
個人の尊厳が守られない当事の緊迫した状況が、女性の目線から描かれる。

東ドイツの田舎町の風景が叙情的で美しく、バルバラが自転車で田舎道を駆けるシーンはとても印象的だった*:.。.*